うつ病防止のための対策方法はありますか?
うつ病は、本人は意外と気づきにくいものです。
うつ病になる少し前の身体的・心理的な症状を知ることができ、それに対処すればうつ病を防ぐことができるわけです。
具体的には、「疲れやすい」「眠れない」「胃腸の調子がいまいち」などの身体的症状、「イライラする」「悲観的になる」「攻撃的になる」などの心理的症状に要注意です。
そして、「引きこもりがち」「食生活の乱れ」「喫煙や飲酒の量の増加」「約束を守れない」「身だしなみがだらしなくなる」など、外面にも現れます。
さて、このような症状に気づいたら、まず、専門の医師やカウンセラーに相談しましょう。
こういった医療専門家は、守秘義務を守らなければならないことになっています。
そこで、あなたの悩みや相談内容が他人に漏れてしまうことはありません。
安心して相談できます。
次に、仕事からくるストレスを軽減するよう努めましょう。
抱えるストレスの原因が仕事と思い当たる場合に有効な方法です。
まず、仕事とプライベートのメリハリをつけて、リフレッシュを図るよう心がけましょう。
仕事を自分1人で抱え込まないことも必要です。
できない仕事はうまく断って、あるいは仲間に協力してもらう術を身につけましょう。
また、信頼できる上司や同僚に話すこともいい方法です。日頃から、信頼できる友を持つことが大切です。
そして、メンタルへルスに関する情報を収集するのも方法です。
インターネットを利用して自宅でも簡単に情報が入手できます。
専門的な知識が得られるばかりでなく、体験談などから、自分の気持ちが楽になることもあります。