うつ病と自分で認識するにはどのような事をしたらいい?
うつ病は、本人も家族や友人などの周囲の人も気づきにくい病気です。
例えば、大切な人が亡くなったりした場合、誰でも悲しみにくれて落ち込みますね。
誰にも会いたくなくなったり、食事も喉を通らなくなったりします。
でも、日にちが過ぎ、周囲の方と話してしたりしていくうちに、だんだん元気になってきますね。
このような場合は、一時的にはうつ症状ですが、うつ病ではありません。
周囲の人から見て、その区別は意外と難しいのです。
そこで、これからご紹介するのは、一般的なうつ病のチェックリストです。
1.趣味など自分の好きなことをやりたいと思わなくなって2週間は過ぎている。
2.(女性の場合)お化粧や洋服選びなど、お洒落をするのを面倒に感じる。
3.思い当たる原因がないのに、体重が急激に減る。あるいは急激に増えた。
4.よく眠れない。あるいは、いくら寝ても寝不足を感じる。
5.食欲がない。あるいは、食事をまずく感じる。
6.何となく落ち着かず、焦りを感じる。
7.最近の2週間ぐらいは、笑っていない。
8.忘れっぽくなったり、集中力がなくなったりしている。
9.体の力が抜けているような疲労感を朝から感じる。
10.以前より低体温だ。
11.自分の生まれてきた意味を考えたり、私の人生っていったい何なんだろうと考えることが多い。
12.死にたいと思うことがある。
2個以下しか当てはまらない人は、問題ありません。
3~5個当てはまる人は、一度、精神内科・心療内科などを受診することをお勧めします。
6個以上当てはまる人は、一刻も早く精神科を受診してください。