うつ病になる人の特徴はありますか?
うつ病は、ある特定の人がかかる病気ではありません。
職場の人間関係、家庭内のトラブルなどの悩みから、誰でもうつ病になってしまうことがあり得るのです。
ある統計によれば、うつ病で精神科や精神内科などを受診している、もしくは受診した経験のある方は、年々増加し日本人の約15人に1人とされています。
さぞや、驚かれたと思いますが、本当に身近な病気なのです。
誰でもかかる可能性があるとはいえ、やはり「病的な症状が出やすい人」はいるようです。
それには、性格が非常に関係しています。
まず、まじめで几帳面で責任感の強い人。
職場では期待され、大いに頼られる人です。
例えば家庭の事情で早退したいと思っていても、仕事に対する責任感から早退はできず、仕事が終わらなければ残業までしてしまうタイプです。
周囲は、その方の内心は分からないわけですら、「あの人に任せれば大丈夫!」と期待され、その期待に応えきれなくなったある日、体調や気持ちに変化が訪れます。
それから、極端に頑固な方も要注意!
周囲の声に耳を貸せないでいると、孤立してしまい悩みを抱えることになります。
最後に、統計的なリスクを紹介します。
統計的なリスクは①女性(男性の約2倍)、②経済的困難、③離婚等の家庭的な問題、④幼少時のトラウマ、⑤持病、⑥孤独が挙げられます。
いかかですか?
複数項目に当てはまったら、それらのストレスの発散方法を探してみましょう。